2014年09月20日

「美術する身体」展


名古屋ボストン美術館
「美術する身体 ピカソ、マティス、ウォーホル」


内覧会に行ってまいりました。

http://www.nagoya-boston.or.jp/exhibition/list/bodytoart-201409/point.html

個人的に面白かったのは第一章。

裸婦像などが抽象的に描かれているのですが、
輪郭でもなく、動きでもない(と素人目には思える)
緻密で不思議な線がたくさん。

それなのに、パッと遠目に見て、
直感的に何が描かれているのか伝わってきます。

絵に近づいてひとつひとつの線を追うと
一目見てわかったものが却ってわからなくなります。

どうしてこの線を描いたのか。
どうしてこれだけの線があって違和感がないのか。

その描写力と、人間の脳の補完能力の不思議を感じました。


ちなみに、後からいただいた図録を見ると、
実物から受けた印象とは全く違い、
インパクトが少なく面白みに欠けて感じました。

やはり間近で見る筆致とサイズ感は図録では伝えきれません。

ぜひ、展覧会に足を運ぶことをおすすめします。



それにしても、村上隆作品は特徴的ですね…。
好きではないのですが、アイコン化がすごいと思います。


(゚ぴ)
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posted by 東海財界 at 08:00| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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